目的と目標とは

1.究極の成功とは

目的と目標の違い、分かりますか?

西田先生曰く。私は数多くの経営者と話をするが「おたくの会社は何を目的にしていますか」という問いに対して、ほとんど経営者が答えられないのが現実だ。答えられたとしても「年商500億円を目的にしてます」「業界トップです」などの回答が多いそうです。そして、これらは、淋しい人の淋しい目的であるとも西田先生は言われてます。

淋しい人間は、本来なら「目標」にしかならない数値を「目的」と取り違えやすい。
そもそも「目的」と「目標」はとてもよく似ている。けれどもこの2つには、じつは天と地ほども大きな違いがあるのだ。

ワクワクすること。

「目標」は数値でよい。しかし、数値的な目標だけでは、人はワクワクしない。
ワクワクしないから、やがて目標を目指すことがつまらなくなってしまう。

なんだか悪循環ですね。

そうした面白くもなんともない達成目標を、あっという間に面白くて仕方がないものにしてしまうのが「目的」である。「目的」には人を面白がらせたり、夢中にさせたりする、目標にはない不思議な力があるのです。つまり、「志に燃え、大きく稼ぎながらも、最終的には自然と積極的無欲へと昇華する」これが、大成功者の歩む道なのである。

しかし忘れてならないのは、その前提となる事業家の「欲望」である。自我の強さ、大きな欲望、支配欲や征服欲、あるいは成功への執念といった強烈な自我が事業家には必要なのである。
その中には「世のため人のため」や「人を喜ばせたい」といったサービス精神や利他の心が秘められている。

欲望や自我が強ければ強いほど悩みは大きくなる。つまり、すべての悩みは自らの欲望に始まると言っていい。そして、その悩みや迷いを克服しようと、成功者は自然と欲望の質を変えていくのである。

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